地域ごとの仕事の特徴
2017.06.26

木の家全国には数多くの建物があり、最も大切な住宅には数多くの住人が同じように生活をしています。そして一見同じような住宅でも、実は地域ごとに住宅にも特徴があるのです。ということは、地域ごとに建築の仕事の特徴というのもあるという事なのです。日本には一年を通して全く気温の異なる四季があるほかに、その地域ごとで決まった建築物の法規も異なっているために、まったく違う地域の住宅では当たり前だった家の特徴がまったく違っているなんてこともあります。
例えば、豪雪地帯の東北地方や北海道などでは、高気密、高断熱の住宅を建てています。また、平べったい屋根は取り入れません。屋根に雪が積もってしまうと家屋倒壊の危険性があるからです。さらに、地面に雪が積もっても家の出入りがしやすいように1階部分を高くするようにしています。さらに床暖房がある住宅が多く建てられておりますが、豪雪で停電する事が多いので、暖炉を使用する家も多いです。
次に東京の住宅の特徴ですが、みなさんも既にお分かりの通り土地が高い傾向にあります。また戸建てよりもマンションが多く建てられています。そして東京は土地が狭いので、狭いスペースをいかに有効活用して住宅を建てるかというところも東京の大きな特徴です。
次に夏は暑いし、冬は寒い!という寒暖差の激しい近畿や東海の住宅についてです。この地域では夏に照準を当てて住宅を建てています。なので窓を大きくしたり、外気を取り込みやすい風通しの良い住宅が数多くあります。しかしこの地域では比較的大きな特徴も無いので、個性豊かな住宅が並んでいます。
そして比較的暖かい気候なのが四国地方、九州地方ですが、ムシムシした暑さもなく、寒すぎることもあまりない特徴があるこの地域では、鉄筋や木造、コンクリート等いろいろな作りの家が建てられています。さらに九州地方では火山が多いので、そういった災害に備えた設備が整っている住宅も多いです。
最後に一年を通して温暖な気候が続く沖縄の住宅の特徴です。こちらはもちろん風通しをよく考えて建てられています。さらに台風災害の対策でコンクリートの建物が多いことも特徴です。
これらの事から日本全国ではその地域に適切な建物を建てているということが分かるでしょう。今回は住宅について地域ごとの仕事の特徴を紹介しましたが、まだまださまざまな地域ごとの仕事の特徴があります。建築の仕事をしながらこういった地域ごとの基準や法律などの特徴を知ることが出来るのはとてもいい事ですね。

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